本年度の萩イベントでは、新しい試みとしてビジター参加型の朗読会を企画しました。
本イベントに参加希望のビジターを募集いたします。
参加者には当日、最新作『8月の果て』をテキストとした台本を使用して、
作者である柳美里によるキャスティングの上、会場で作品朗読を行なっていただきます。
参加条件はいたって簡単!!
・1月22日の萩イベントに参加できる方
・柳美里の読者である方
特別なスキルは必要ありません。
学校の授業で先生に指名され、みんなの前で少し緊張しながら教科書を朗読する。
忘れられた時間を思い出しながら、あなたも会場で作品を朗読してみませんか。
■募集人数
8名(参加者多数の場合、抽選で当選者を決定いたします)
■参加手続き
参加希望の方は、事前申込のメールとは別に「朗読会への参加希望」というタイトルで、
reading@yu-miri.comまでメールをお送りください。折り返し、実施要項をお送りします。 |
22日の朗読会の題材にもなっている長編小説『8月の果て』の主人公・李雨哲は、柳美里自身の祖父がモデルとなっています。
この作品の執筆を前にした2002年3月、柳美里はソウル国際マラソンに出場しました。無謀とも思われたその挑戦の理由を、彼女はこう語っています。
「42.195kmを走っているひとの内面で何が起こっていて、体がどうなっているのかは、想像では書けないなと思った」
スタート直後から襲ってきた膝の激痛と闘いながら、それでも棄権を考えようとはせず、「すっすっはっはっ、という息に全ての思考や感情が寸断されてゆく」ことを体で感じながら走り続け、42.195kmを4時間54分で完走しました。
『FAQ 柳美里への質問と回答』コーナーで、「(1日のうちでもっとも大切にしている時間は)走る時間」と答えているとおり、走ることは今や、書くことと同時に柳美里の日常的なライフワークのひとつとなっています。
柳美里が走ることにかけた思いに添ってみたい……
『8月の果て』に流れるものをもっと深く味わいたい……
そう思われたあなた、柳美里と一緒に萩の町を走り抜けませんか。
柳美里と佐藤千恵子コーチとの対話の後、佐藤コーチの指導のもとで充分にストレッチを行い、約2時間半をかけて20kmを走ります。普段、本格的な運動をしていない方にとっては、かなり長距離です。しっかりと体調を整えて臨んでください。
すっすっはっはっ、すっすっはっはっ……走り続けるように生き、生きる証のように走り続ける柳美里の、伴走者はあなたです。
そして、思考も感情も超えた何かが、あなたの魂の芯に響いたなら、ぜひ体験レポートをお寄せください。いただいたレポートは、サイトにて公開させていただきます。
定員は50名を予定しています。参加を希望される方はお早めに! |