●柳美里作品をより深く読むために
原仁司・編『柳美里 1991-2010』(翰林書房、2011・2)
ISBN978-4-87737-310-8 2,800円(税別)
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http://www.amazon.co.jp/dp/4877373101/
[座談会]
柳美里・川村湊・富岡幸一郎・原仁司「『物語』を紡ぐ現代の巫女は、サイバーフローを逆流する。」
[論考]
久米依子「断崖の上から方舟へ――『魚の祭』の〈家族〉と柳美里の演劇経験」
原仁司「『物語る』ことの倫理――柳美里『石に泳ぐ魚』裁判と『表現の自由』」
永岡杜人「物語と演技――『家族シネマ』の方法論」
小林幸吉「記憶のなかの海峡――『水辺のゆりかご』から『仮面の国』へ」
井口時男「『十四歳の少年』の父親殺し――『ゴールドラッシュ』」
小平麻衣子「欲望の贅沢な引き算――『ルージュ』をめぐって」
宇佐美毅「家族の物語/家族の戯画――『女学生の友』」
中島一夫「方舟と戦争――柳美里『命』四部作を読む」
川村湊「英姫(ヨンヒ)のために――『8月の果て』という事件」
富岡幸一郎「死の一線からの言葉――『山手線内回り』」
原仁司「不可視的存在と<恨(ハン)>の精神――『雨と夢のあとに』
大國眞希「柳美里文献目録」
*柳美里の戯曲と小説作品についての最新の論考。三人の文芸評論家と柳美里による座談会は、柳美里作品の解読からインターネットメディアにおける言葉の流通まで、縦横な話題に富む。巻末の「柳美里文献目録」は、柳美里文学を考察する上で基本的な文献を網羅しており重要。
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